図書館でグミを食べたいと思うこと、ありますよね。
勉強中に甘いものが欲しくなる気持ち、よくわかります。
グミって音も匂いも少ないし、ちょっとくらいなら大丈夫じゃないかなって思いますよね。
でも結論から言うと、図書館でグミを食べるのは基本的にNGなんです。
まず最初に要点だけをまとめると……
- グミは食べ物の一種なので、ほとんどの図書館で禁止されている
- 音や匂いが少なくても、ルール違反であることに変わりはない
- 飲み物は密閉容器ならOKだが、食べ物はすべてNG
- 甘いものを摂取したいなら、館外や休憩スペースを利用するのがマナー
この記事では、図書館でグミが禁止される理由や、糖分補給したいときの対処法について、実際のルールをもとに詳しく解説していきます。
図書館で快適に勉強を続けるために、ぜひ参考にしてみてください。
図書館でグミくらいなら食べてもOK?

「グミくらいなら問題ないんじゃない?」と思う気持ち、よくわかります。
ただ、実際には多くの図書館で館内での飲食は厳しく制限されているんです。
ここでは図書館のルールについて、具体的に見ていきましょう。
- 食べ物の一種なのでNG
- 「見えなければOK」ではなく「ルールを守る」が大切
- 一般的な「飲食禁止」のルールを確認しよう
それぞれ詳しく解説していきますね。
食べ物の一種なのでNG
グミは一口で食べられるし、音も匂いも少ないから大丈夫そうに思えるかもしれません。
でも実は、多くの図書館では「食事」の定義にグミ、飴、ガム、チョコレートなどの菓子類も含まれると明記されているんです。
私が調べた限りでも、以下のような例がありました。
- W市の公式サイトでは「館内での食事(飴・ガム含む)は、資料を汚す危険があるため禁止します」と記載
- T大学附属図書館では「飴やガムなどの菓子類も含め、食事は一切できません」と明示
- 図書館によっては咀嚼音(そしゃくおん)への苦情を受けて、改めて禁止を明確化したケースも
つまり、グミも立派な「食べ物」として扱われているわけです。
禁止される理由としては、次のような点が挙げられます。
資料を汚損するリスクがある
グミは粘着性があるため、手が汚れた状態で本を触ったり、机にこびりついたりする可能性があるんですよね。
図書館の本は多くの人が共有する貴重な資料なので、汚損を防ぐことが最優先されます。
咀嚼音が他の利用者の迷惑になる
静かな図書館では、グミやガムを噛む音が意外と響くんです。
実際に「カリカリ」「クチャクチャ」という音が気になって集中できないという意見も寄せられているそうです。
例外的に許可している図書館もある
とはいえ、ごく一部の大学図書館などでは例外もあります。
たとえば、ある大学図書館では「クズが落ちないよう個包装されており、一口で食べられるもの」に限り、飴、グミ、チョコレートを許可しているケースも。
ただしこれは本当に例外的なルールであって、多くの公共図書館ではすべて禁止されていることを覚えておいてください。
「見えなければOK」ではなく「ルールを守る」が大切
「グミなら音やにおいも少ないから、他の人に見えないように食べれば問題ないのでは?」と考える人もいるかもしれませんね。
私も若い頃はそう思ったこともありました。
でも実際には、図書館が設定するルールの趣旨と、他の利用者への配慮という観点から、推奨されない行為なんです。
ルール遵守の重要性
多くの図書館のルールは、「見えないかどうか」ではなく、「資料を汚損する恐れがあるかどうか」「他の利用者の学習環境を乱すかどうか」を基準に定められています。
つまるところ、ルールが「食事はすべて禁止」である以上、職員に見えない場所での飲食もルール違反になるわけです。
- バレなければいいという考え方は、公共施設のマナーとして適切ではない
- 他の利用者が「あの人は食べているのに…」と思うと、ルール全体が守られなくなる
- 資料の汚損リスクは、見えているかどうかとは無関係
咀嚼音の迷惑
さすがに静かな館内では、グミやガムの咀嚼音が思った以上に響くんですよ。
実際、K大学附属図書館では「グミやガムの咀嚼音が気になる」という意見が寄せられて、改めて「食べること全般」を禁止することが明確化された事例もあります。
自分では気づかなくても、他の人には迷惑になっているかもしれません。
汚損リスクへの配慮
グミのように粘着性のある食べ物は、手が汚れた状態で資料を触ったり、机にこびりついたりするなど、資料や備品を汚損するリスクが高いと見なされます。
図書館の資料は公共の財産ですから、一人ひとりが大切に扱う必要があるんですよね。
一般的な「飲食禁止」のルールを確認しよう
図書館における「飲食禁止」のルールは、実は食べ物と飲み物で大きく異なるんです。
私も最初は知らなかったんですが、調べてみると納得の理由がありました。
食べ物:すべてNGが原則
まず食べ物については、基本的にすべて禁止されています。
| 対象 | ルール | 理由 |
|---|---|---|
| 食べ物 (グミ、飴、ガム、 軽食、弁当など) |
一切禁止 | 資料や備品の汚損・汚染 においの発生 咀嚼音による迷惑 虫の発生を防ぐため |
グミだけでなく、飴やガム、ちょっとした軽食も含めて、食べ物全般が禁止対象なんです。
理由としては以下のようなポイントがあります。
- 資料や備品が汚れたり、べたついたりするのを防ぐため
- 食べ物のにおいが他の利用者の迷惑になるため
- 咀嚼音が静かな環境を乱すため
- 虫が発生するリスクを避けるため
飲み物:容器によってOKが原則
一方で、飲み物については水分補給の必要性から、容器の条件付きで持ち込み・飲用が許可されている図書館が多数派です。
| 持ち込み/ 飲用 |
容器の条件 | 理由 |
|---|---|---|
| OK | 密閉できる容器 (ペットボトル、水筒、 マグボトルなど) |
万が一倒れても 中身がこぼれず 資料や機器を濡らす リスクが低いため |
| NG | 密閉できない容器 (紙コップ、紙パック、 プルタブ式の缶、 蓋のないタンブラーなど) |
転倒や振動で 中身がこぼれる リスクが高く 資料を汚す 恐れがあるため |
やっぱり、密閉できる容器かどうかが重要なポイントになっているんですね。
飲むとき以外はフタを閉めておくことが求められます。
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図書館ナビゲーター指定エリアでの飲食が許可されている場合も
一部の図書館では、テラス席やラウンジ、併設のカフェなどで購入した飲食物に限り、指定されたエリア内での飲食が許可されています。
たとえばE市立図書館やC大学などでは、こうした特別なスペースが設けられているそうです。
利用する図書館によって詳細なルールが異なる場合があるため、必ず図書館の公式ウェブサイトや掲示されている利用案内で最終的なルールを確認してください。
図書館でグミを食べることに関するQ&A

図書館でのグミの飲食について、よくある質問をまとめました。
多くの人が気になっているポイントだと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
- グミは音も匂いも少ないけど見つかったら注意される?
- 図書館で甘いものを口にしたいときはどうする?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
グミは音も匂いも少ないけど見つかったら注意される?
結論から言うと、原則として注意されます。
グミは「食べ物」の一種であり、「館内での食事(喫食)はすべて禁止」という多くの図書館の基本ルールに違反するからなんです。
ルールの明確化
多くの図書館では、食事の禁止規定にグミ、飴、ガム、チョコレートなどの菓子類も明確に含まれると案内されています。
たとえば以下のような例があります。
- T大学附属図書館:「飴やガムなどの菓子類も含め、食事は一切できません」
- T区立図書館:館内での食事全般を禁止し、菓子類も含むと明記
- 多くの公共図書館:利用案内のページで「グミ・飴・ガムを含む食べ物は禁止」と記載
つまり、グミが「音や匂いが少ない」という点は、ルール上は関係ないわけです。
注意されたときの対応
もし図書館職員から注意を受けたら、素直にやめることが大切です。
- 職員はルール順守と環境保全のために対応しているだけ
- 言い訳をせず、すぐに食べるのをやめる
- グミを袋やポケットにしまい、館外に出てから食べる
まぁ、注意されること自体が恥ずかしいと感じるかもしれませんが、ルール違反の行為であることに変わりはありません。
図書館は多くの人が利用する公共の場所ですから、一人ひとりがマナーを守ることが大切なんです。
図書館で甘いものを口にしたいときはどうする?
勉強中に糖分が切れると集中できなくなりますよね。
でも図書館内で甘いものを摂取したい場合、多くの図書館で飴やガムも禁止対象となっているんです。
そのため、ルール内で甘いものを摂取する方法は限られます。
飴・ガム・チョコレートの可否
公共図書館および多くの大学図書館では、飴・ガム・チョコレートといった菓子類はすべて「食べ物」とみなし、禁止されています。
| 菓子類の種類 | ルール | 理由 |
|---|---|---|
| 飴・ガム・ チョコレート |
原則禁止 | 匂いや包み紙の音 咀嚼音による迷惑 資料や機器への汚損リスク |
具体的な禁止事例としては、以下のようなものがあります。
- W市公式サイト:「館内での食事(飴・ガム含む)は、資料を汚す危険があるため禁止します」
- T大学附属図書館:「飴やガムなどの菓子類も含め、食事は一切できません」
ただし、ごく稀に「席から移動する手間を考慮し、飴やタブレット菓子など一口で食べられるものに限り許可する」という特例を設けている大学図書館も存在します。
とはいえ、これは極めて例外的なルールであり、広く一般化はできないんですよね。
ルール内で甘いものを摂取する方法
図書館の一般的なルールに則り、甘いものを摂取する方法は主に2つあります。
密閉容器に入った「甘い飲み物」に切り替える
多くの図書館で、水分補給のための飲料は密閉容器(水筒やペットボトル)であれば持ち込み・飲用が許可されています。
ジュースや甘いコーヒーなどの飲料を選べば、ルールを守りつつ甘いものを摂取し、リフレッシュすることができます。
- スポーツドリンクやジュースで糖分補給
- 甘いカフェオレやミルクティーで気分転換
- 飲むとき以外はしっかりフタを閉める
ただし、図書館によっては中身を「水またはお茶」に限定している場合もあるため、事前に利用する図書館の「飲み物の種類」に関するルールを必ず確認してください。
館外の指定された休憩スペースを利用する
図書館によっては、館内にラウンジや休憩コーナーが設けられており、そこで飲食物全般の摂取を許可している場合があります。
ルール上、館内(閲覧席)で甘いものが食べられない場合は、一度休憩スペースや館外に出て、短時間で飴やグミを摂取してから席に戻るのが適切な対応です。
- 図書館のラウンジや休憩室を利用する
- 館外に出て、入口付近のベンチなどで食べる
- 近くのコンビニやカフェで休憩がてら食べる
私もよく一度外に出て、グミや飴を食べてから戻るようにしています。
結論として、図書館で甘いものを口にしたい場合は、「密閉できる容器に入った甘い飲み物」を選ぶか、「館外や指定の休憩スペース」に移動することが、ルール遵守の観点から推奨されます。
図書館でグミのまとめ
ここまで、図書館でグミを食べることについて詳しく見てきました。
最後に内容を振り返っておさらいしましょう。
- 図書館でグミを食べるのは基本的にNG
- グミは食べ物の一種として禁止対象に含まれる
- 音や匂いが少なくても、ルール違反であることに変わりはない
- 資料汚損のリスクや咀嚼音への配慮が必要
- 飲み物は密閉容器ならOKだが、食べ物はすべてNG
- 見つかったら注意されるのが原則
- 甘いものを摂取したいなら、密閉容器に入った甘い飲み物に切り替える
- 館外や休憩スペースを利用して食べるのがマナー
図書館は多くの人が共有する公共の場所です。
一人ひとりがルールを守ることで、快適な学習環境が保たれます。
甘いものを摂取したいときは、飲み物で工夫するか、一度館外に出て休憩を取るようにしましょう。
なにはともあれ、利用する図書館の公式ウェブサイトや掲示物で最新のルールを確認することをおすすめします。
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